2023年2月22日水曜日

戒めを破る 恐怖!

有名な作家さんの小説  【破戒】が映画化されたようです。
 
 内容はご存じの方もいらっしゃることと思いますが、同和地区出身者に対する

差別や偏見蔑視が根強く、深く静かに根を張り生きているので自分の出身地を

絶対に明かしてはいけない、という内容です。

 昔、中学校の時 特別授業で「これはの言われ無き差別です、封建時代の古い身分制度です!
  
 寝た子を起こしてはいけないという意見も有りますが…。」

「じぁあ 何故?特別授業なの?」と不思議に思っていました。

 大人になって、今は亡き姉がトイレ掃除をした後すぐに「汚い 汚い!」と言うので

「なんで?さっき洗剤をかけてブラシで磨いて床も拭いたのに!」と言うと黙りましたが

すんごく腹が立ちムカつきました。

 「汚い(穢い)!」と言う言葉は一番 人をバカにする言葉なんだな、と思いました。

徳川幕府は独裁と搾取を長く維持するために、この身分制度を作り、非人は罪を償えば

 元に戻るけど 「穢(えた)は末代までその身分のままなんだ!」と説きました。

厳しい税の取り立てに食べてもいけず

「親を捨てに行き」「娘(我が子)を売りにゆき」「子供を無理やり間引く」その計り知れない

 嘆き、悲しみ、怒り、悔しさ、憎しみ、恨み、絶望に、もがき苦しむ【はけぐち】として

この階級を作ったのだと思っています。

 400年も前にかけられた呪いのような偏見蔑視を破壊し
  
                 解き放ってみたい!