2015年12月20日日曜日

教える時に言葉が足りず、注意する時に一言多い。

大きな会社に入社すると、新入社員の教育に教育訓練専門の先生(講師)がいらして
約3ヶ月、仕事の内容や専門知識・社会の一員、会社の一員としての心構え・一般常識・法令遵守(コンプライアンス)なども教えてくれます。

小さい会社には、専門の先生が居りませんから職場の先輩が仕事をしながら同時に教えるので、忙しい時などは負担が大きいでしょう。

指示された事を、素直に聞いて動く者ばかりでは無いので苛立つ事も多いと思います。

苛立った挙げ句に注意すると、どうしても余計な一言が入ってしまい真っ当な注意が姿を変えて、嫌味な暴言の撒き散らしになってしまいがちです。

与えている注意は正しいとしても、そこに付け加える嫌味な言葉の数々で心をズタズタに傷付けられ、仕事になりません。

『この人は、私生活のうっぷんをこちらに当たり散らしてストレス発散している』

『こちらの落ち度を見つけたら、ここぞとばかり言いたい放題の暴言で捌け口にしているんだな』と思われても仕方がありません。

『ギャンブルに負け、お金を使い果たしてクヨクヨ・イライラ・ヒリヒリしているんだな』と思われます。

小さな会社では、私生活が見えるからです。

注意は、深呼吸をして感情的になり過ぎないようにする。

その訓練も、仕事の1つです。

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